カブトムシのツノは幼虫の時はどうなっているか?
人工蛹室に移した、♂の前蛹(蛹になる直前の幼虫)が、蛹化しました。
蛹化中の写真が↓です。
ツノが貧弱で少し曲がっているのが分かります。
↓がその40分後の写真
ツノがピンと「らしく」なっています。
さっきまでただの寸胴ないも虫だったのに、突然ツノが現れるのは不思議ではありませんか?
突然生えてくるのでしょうか?
どうやら、蛹になる直前はツノは折り畳まれているそうです。
なので、蛹化直後は1枚目の写真のように少し曲がっていたと言うことでしょう。
写真では分かりにくいですが、蛹化直後のツノはジャバラホースのように、節がたくさんありました。
もっと早いタイミングで観察しておけば、ツノが出てくる瞬間を目撃できたかもしれません。残念ですが、次の子に期待です。
いつも人間が見ていない静かなときに蛹化するような気がします。
蛹化する時はかなり無防備なので、当然でしょうね。